闇黒日記?

にゃもち大いに語る

京王百貨店の古書市

京王恒例年末の古書市。大規模なのと小規模なのを大體交互にやつてゐて今囘は小規模の方。それなりに面白かつたけれどもそれなりはそれなりで既に持つてゐるやうな本しか買つてゐない。

ところで。
http://www.geocities.jp/ischuitzschi/zak0712.htm#26
書架の配置が変って,ぐるぐるぐるぐる目が回る悪い配置になってしまいました.ぐるぐるぐるぐる.
この人、本棚を連續させて配置するのを大變好むやうで、今囘のやうに出展した古書店ごとに島が獨立してゐる配置(小規模の方の京王古書市では何時もとほぼ同じ配置)になると必ず罵倒する。けれども俺なんかは横に長く長く切れ目ナシに本棚が續いてゐるとそれこそ目をまはしさうになるし、島になつて細かく分れてゐた方が飽きが來なくて好みだつたりする。何處までもえんえん本棚が續いてゐる古本市だと何時までも何時までも棚の上に目を走らせ續けねばならないし、精神的に疲れる。ところが、島ごとに分れてゐると、一箇所を見るのに短時間で濟むし、となりの棚に移る間に一休み出來る。即ち今囘の古書市の本棚の配置は良い配置だと思ふ訣だ。短篇とか隨筆とかを俺は好むのだし、大體性格なのだらう。
結局のところ人それぞれ感覺が違ふからこんなのに「良い」「惡い」を言ふ事は絶對に出來ないのであり、そこで敢て「惡い」「惡い」言ふのは何うかしてゐる。