闇黒日記?

にゃもち大いに語る

2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

マルクスと孔子に關する走り書き的覺書

マルクス主義者が孔子を非難して排斥した事は海の向うで今でも共産主義を奉じてゐる國であつた事實である。しかしながらマルクスと孔子とは、對立し合ふよりも寧ろ類似する所多い人物であつたやうに思はれる。 グレアム・グリーンはその小説『キホーテ神父』…

讀書未滿

長い文章を讀むのは嫌ひなので俺は昔も今も眞面目に讀書なんてしてゐません。 最近讀んだ本ですか。拾つて來た本許り讀んでゐますね。生物學の話とか夢の話とか――今、有機化學の解説書を讀んでゐますけれども、ブルーバックス邊を讀んで「讀書」とか威張つて…

讀書について

本と云ふものは例外なしに著者によつて書かれるのであり、全ての文章は筆者の價値觀を通して思想が發現したものだと言へる。 これが何を意味するかと言ふと、昨今流行りの「「書かれた事実」を探求するために読むという近代的読書」( http://www.geocities.j…

「復活」は何時まで續くか

ええと、なんか「復活」したから最う「義」の嫌がらせは完全に終つたものと思つてをられる關係者の方がをられるやうですが、「義」が完全に死んだものと私は思つてをりません。と言ふか、「義」が物理的に生きてゐる限り、「義」の嫌がらせが何時再スタート…

殺人について

伊藤真先生の何とか言ふ憲法に關する新刊が集英社新書で出てゐて立讀みした。伊藤先生の參考書は、參考になる所が多いので結構持つてゐる(大方讀んでゐない)。 で、伊藤先生は護憲派で、新刊も護憲の本だが、なぜ先生が護憲派であるかと言ふと、「戰爭は良く…

と言ふか――

俺は、理論を一貫させるべき事は主張したけれども、「言行は何時如何なる時にも例外なしに一致させるべきだ」なんて主張してゐないんだよね。「言つてゐる事があつちとこつちで矛盾してゐる」のでは主張として成立たないけれども、理想と現實が矛盾してゐる…

俺は馬鹿だから反省しない――反省したい奴は、たんと反省するが良い

おなじみ喜六郎がまた何うでも良い言掛りを附けて來たので反應する。 「何も言はない」「ヤフー死ね」「ブログや掲示板のようなインタラクティブなメディアは雑音が入るから駄目」とか言ってた人が、なんの説明責任も果たさずに、「ヤフー」の「ブログ」サー…

妥協と惡しき嚴格主義

「アンチ」の人が當方を罵つて「嚴格でない」と非難して呉れる事があるのだけれども、何でもかんでも嚴格にしろと俺は言つてゐないのに、なぜかしてゐない主張を「してゐる」事にされてしまつて迷惑してゐる。さう言ふと「野嵜は好い加減にしろと言つてゐる…

『小林一郎精講 論語』より

……。 又弟子も孔子に心服して『斯んな勝れた人物はない』といふことを信じて居たのであります。子貢といふ弟子などは隨分良い弟子でありますが、此の子貢といふ弟子は、自分の師の孔子を、人間あつて以來初めての人であると、斯ういふやうなこと迄申して居り…

ネットストーカーをスルーしないの記――あー青方の中村さんは氣にしないでスルーして下さい

「日出づる國の一無名人」を名乘る青方の中村が、持ち前の嫌らしい粘着氣質を發揮して、執拗に無意味な攻撃を續けて呉れてゐる。最早この青方の中村、野嵜に對するネットストーカー以外の何ものでもない。 勿論、ネットストーカーに「お前はネットストーカー…

「次元」1948年9月號

東京古書會館の古本市にて購入。 「次元」1948年9月號。福田恆存の戲曲「最後の切札」を掲載。 卷末「編輯ノート」に以下の記述がある。 今月は福田恒存氏の戲曲にあはせて新人として茂原二郎氏の評論を掲載する豫定で、その手筈をしてあつたのだが、編輯時…

形だけ

期待しないやうに。