闇黒日記?

にゃもち大いに語る

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

敗戰國の平和主義とやら

戰後の日本が敗戰國である事を自覺して、「謝罪と反省の念を持つて生きる」と云ふのも、それはそれで「あり」です。けれども、その場合、戰爭による勝つた負けたを認める、と云ふのだから、戰爭それ自體を正義の行爲と認めなければ行けません。 「してはなら…

後世に殘る政治

村山氏にしても菅氏にしても、左翼方面の連中が政權を取ると、權力を使つて自分の好きな事をする。タカ派の人が首相になつても、こんな「後世に殘る事」は絶對やらない。 村山談話を見ても菅談話を見ても、日本人は戰前、胸を張れるやうな事は一切しなかつた…

「反近代の思想」

『ウナムーノ、オルテガ往復書簡』(以文社)を讀み始める――。 編者A・マタイスによる解説文が解り易い。西部邁がオルテガにはまつた事に就いて考へる爲にもオルテガを讀む必要がある。オルテガも「反近代の思想」の思想家で、ニーチェ同樣問題のある思想家と…

氷上英廣『ニーチェの顔』

氷上英廣『ニーチェの顔』(岩波新書青版954)を讀んだ――。 ニーチェは史上最大のアンチで、いろんな人に粘着しては非難を浴びせると云ふのを一生やつて、最後に發狂して死んだ。粘着アンチ問題にかかはる人はニーチェを研究すると良いと思ふ。あれこれ難癖を…

ビジネス書つて、讀む意味あるの?

今の人はなぜビジネス書に惹かれるのだらうか。半年も壽命が無いのに。そんな本を一生懸命讀んで、何か學べるのか。 大枚はたいてビジネス書を新刊で買つてゐる人には、頭の惡さう、と云ふイメージをいだいてゐる。多くのビジネス書は、出てから半年も經てば…

人を貶すために貶す人

人は屡々、自分が嫌ひだと思ふ人間を貶める爲に、その人の關係者を貶める。師を貶すのはその一番安易な手法であり、弟子を貶すのも同じやうに安易な手法である。最惡なのは、その人が、それが「手法」だと云ふのをすつかり忘れて、何時の間にか本氣になつて…

自らを否定すべき文句で以て他人をdisる人々

「日本人論を言う人は一般に」何うの斯うの……と非難する人がゐるけれども、自分がをかしな事を言つてゐると、なぜ認識出來ないのだらうか。日本人を日本人と一般化するのはをかしいと言ひながら、自分も一般化を試みてゐる。誰が何う考へたつてをかしい。 「…

「日本が好き」な人?

「保守」を自稱したり「日本が好き」と言つたりしてゐる人でも、歴史的かなづかひが「嫌い」つて公言してゐる人が結構ゐるからね。 ありのままの日本が好きなのではなくて、現代人の「ぼく」が活躍するステージとしての「現代の日本」が好きなんだらう。保守…

「日本に道徳がないといふのは」

「日本に道徳がないといふのは、教条的なものがないといふことでせうか。」 日本には教條的なものしかない、と考へます。徳目・教條と云ふものはあるんですが、葛藤も相克もないんです。だから道徳と云ふものは無い。 日本人は皆、徳目の體系性とか理論とか…

現代の文學

今の日本國でどんな文藝作品があり得るか。iPS細胞のやうなものの方が文藝作品なんかより遙かに大きな問題を示唆する時代である。 純文學の小説が、一部の人の趣味の爲に奉仕し、一般性を缺いてゐる現状は、何が原因なのか。そもそも「一般性を缺いて」をり…

政治家の離合集散

政治家の離合集散が相變らず續いてゐる。これには誰もが呆れてゐる筈なのだが、しかし、なぜか今も政治家は、個人同士の好き嫌ひでもつて仲良くしたり、仲違ひしたりしてゐる。 ――實は、案外多くの人が、好惡の感情で黨派を作つたり袂を分かつたりするのを受…

政治主義の勘違ひ

政治に何かを期待する人は根本的に勘違ひをしてゐる。彼等は屡、事實を――眞實すらも――歪曲して平氣である。 右翼を嘲る左翼、或は、右翼の危險性を盛んに宣傳する左翼は、何ら實のある議論をしようとしない左翼である。彼等は、自分の氣に入らない人間をただ…

政治目的で主張された「南京大虐殺」なるもの

政治思想の押附け合ひには意義を感じない。 「南京大虐殺」が「あつたと云ふ結論」にではなく、「南京大虐殺」が「あつたと結論を出すに至るまでの思考・檢討の過程」に、野嵜は反對したのだ、と云ふ事を、「あつた派」の人も「なかつた派」の人も理解しなか…

宗教批判について

俺がエホバの証人叩き・モルモン教叩きをやらないのは、宗教に關する知識もさる事乍ら、そもそも自分を律する宗教心を持合せてゐないからだ。叩く事より先にすべき事がある、と思つてゐる。 だから俺は宗教批判をしない。 自分が何かの宗教を信じてゐて、そ…

坪内祐三・福田和也『暴論』について

坪内祐三と福田和也の対談本『暴論』。 噂眞の岡留と話をした囘があつて、坪内が噂眞を「教條的でない左翼」だと褒めてゐる。三人が仲良くしてゐるのだけれども、Kirokuroなんかもこいつらと同じで、兔に角「教條的」ではないつてだけだ。 右とか左とか云ふ…

「平和主義者」

平和な世界を希求するのは、人間が澤山の事柄に違ふ意見を持つてゐても互ひを許し合へる程、本質的に異らないやうになる事を――均質な意見しか持てなくなるやうになる事を――望んでゐるからである。 自分の意見の正しさを確信してゐる人間がゐる限り、人と人と…

頭の良い粘着アンチ

「人の事を嘲笑つて愉しむのは良い事だ」と思ひ込んでゐる頭の惡い人間は少くない。けれども、嘲笑ふ理由を「正義」に結び附ければ何をやつても許される、と思ひ込み、毎度毎度出たら目な論理を故事つける頭の良い人間も矢鱈と多い。 「個人攻撃は惡い」――こ…

粘着アンチとは

をかしな事を言つて激しく非難された人が、自分が惡いのに、非難した人を逆恨みをして、「あの人には関わらない方が良い」なんて言つてまはつたりするやうになる。これは粘着アンチと云ふ人種に成下がつたのである。 「粘着されたりアンチが生れたりするのが…

「正かなクラスタ」叩きをする匿名の人々

長くなつたから一行で要約。アンチの人は卑怯な事をしないで、正々堂々と批判したらいいのに。 はてなの匿名ダイアリー(またしても匿名である。なぜアンチは必ず匿名を使ふのだらうか)にこんな記事が。 http://anond.hatelabo.jp/20140319193408 冒頭に要約…