闇黒日記?

にゃもち大いに語る

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

書き言葉の研究は「藝術」なのだらうか

なんか世間では「かなづかひの研究は藝術である」みたいな感覺で話をしてゐる人が多いみたいなんだが。 http://ryus.s21.xrea.com/w/item/1219 http://pu-lab.sakura.ne.jp/blog_dive/2009/11/philosophy.html 話し言葉が科學になるのに、どうして書き言葉は…

歴史的假名遣なるもの

我々は權威・權力による全ての押附け・強制を排除して、自由に自分の態度を決めなければならない――とするならば、「現代仮名遣」なる權力による・權威的な強制は當然の事ながら排除しなければならない、と云ふ事になります。ところが、自由を主張する人々は…

選ぶべき表記の規範

例へば、 「惡い命令・駄目な指示を、出來るだけ避け得るやうな表記の規範を定める爲に、我々はどうすればよいか」 と云ふ問ひを設定するのは何うか。 その時、政治的な都合や或種のイデオロギーを基準(「權威」)に設定する事は、好ましくない、と言ふ事が出…

明治政府が採用したかなづかひなるもの

歴史的假名遣は、江戸時代の國學者が、歌學の研究を通して見出した、日本語の表記の法則と云ふ事實であつた。 ――和歌の研究を通して見出したものであるから、それは一見、文學的な存在であるかのやうに思はれるかも知れない。しかし、和歌も日本語の文藝であ…

「疑へ」はいいけれど

「民主主義を疑へ」と言ふのはいいけれど、その人が明かに民主主義に反するやうな行動をとつてゐるのなら、それはただのテロリストとしての行為でしかない。 「疑ふ」先に「信じられる」やうな積極的な展望なり提案なりがないなら、ただの「反対の為の反対」…

神學と科學

論爭は、「神學的論爭」と「科學的論爭」の二つに完全に分けられる。 「神學的論爭」と云ふのは、價値觀に就いての論爭であり、「科學的論爭」とは、事實を説明する法則についての論爭だ。 何れも、一貫した理論を構築する事を目的とした論爭だが、大きく異…

政治、政治、政治

http://pink.ap.teacup.com/kirokuro/201.html http://blog.ap.teacup.com/redcliff-kikyo/52.html 御金を刷つても、刷らなくても――世の中、100%確實に「良くなる」なんて、言ふ事は、絶對に出來ません。 新自由主義にしても、そのアンチの考へ方にしても、…

何うしても「私が誤讀した」とは考へられない

メモ8氏が「誤讀」と言つたのがそもそもメモ8氏の惡意を露骨に示してゐるので、「誤解させてしまつたやうですね」とでも言つて呉れば話は穏便に濟んだ筈だ。 實際、私はメモ8氏の發言を、解釋してゐない。メモ8氏は、野嵜がメモ8氏の用語をそのまゝにメ…

説明するのは「負け犬のする事」?

メモ8氏の「誤読だ」と云ふ言掛りにまつはる論爭(何うせ「野嵜の誤読騷動」とか言つてKirokuroなんかが宣傳する事だらう)で、私は説明をした。懇切叮嚀に理窟を述べて、私の解釋の正當性を示さうとした。 それに對して、メモ8氏の取卷きの人々は、一人の例…

「ウソ、大ウソ、ウソもいいとこ」

http://jp.techcrunch.com/archives/20091031scamville-the-social-gaming-ecosystem-of-hell/ Shuklaは延々長広舌をふるって私を攻撃し、私の指摘した問題については「ウソ、大ウソ、ウソもいいとこ」と言った(文字通りそう言った)。すかし、質問自体には…

ネトウヨ・ネトサヨ

昔から日本の右翼・左翼は特殊なのであって、欧米の右翼・左翼とは違ふ。 日本の場合は、全て「国益」を優先して考へる政治主義者なのであって、それが対立して、右と左に分かれてゐるやうに見えるに過ぎない。派閥を作って対立してゐるだけだ。 だから、ネ…

「誤読」と攻撃するのも自由だから勝手にすればいいよ

メモ8氏が、「面白主義」なのは明かだし、先日だかの「失礼な投稿」とやらを見て嬉しがってゐるのも明か。だから「議論の面白さ」しか語ってゐないと遁辞を述べても、結局メモ8氏の興味はバトルなんだらうと私は推定した。それは根拠のある推定だが、説明…

ネトサヨのネトウヨ批判に卷込まれるの卷

Kirokuroからの嫌がらせを最う三年は受け續けてゐるのだけれども、その一派からの嫌がらせが更にエスカレートしてゐる。 Kirokuroやその仲間達は、ネトサヨと呼ばれる人々なのだが、野嵜の事をネトウヨと思ひ込んで、ネトウヨの「特徴」を列擧する事で、野嵜…

マスゴミもネットでいろいろ言つてゐる人も結構同じメンタリティだ

闇黒日記平成二十一年十月三十日に、メモ8社長氏の事を書いた直前に、こんな事を書いたのだけれども。 「マスゴミ」「マスゴミ」とよく言ふけれども、さう云ふ「ネット論客」の側にも「マスゴミ」的な態度を當り前のやうにとつてゐる人は結構ゐるんだよなと…

個人的な餘りに個人的な その二

(承前) メモ8さん。 http://d.hatena.ne.jp/memo8/20091105/p1 自分は価値相対主義といえば、その傾向は間違いなくあるが、『公共的な・公益性のある「正しさ」を主張する際の「勝ち負け」は「認められない」』などとは、書いてないし、『個人的な「正しく…

個人的な餘りに個人的な その一

と言ふか、メモ8氏の考へ方には大變な問題があるのであり、私がメモ8氏の發言を問題にしたのは――はつきり言はなかつたからメモ8氏が誤讀したのだが、メモ8氏が「自分語り」をしてゐるからだ。 「残念ながら根本的に誤読です - 電脳如是我聞 - 長尾メモ8…

やつぱり私の誤讀ではないと思ふ

ujimusi氏みたいな人には、また嫌はれる原因になるんだらうけれども、釋明と言ふか説明。 --- 「闇黒日記」本家版 http://noz.hp.infoseek.co.jp/diary/20091001.html で、以下の「ブログ」の記事に觸れたのだけれども(平成二十一年十月三十日)。 http://d.h…

ありのままの日本語を認められない人々

http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20091031/1257023368 「典型的な勘違ひ」と書かうと思つたのだが、よくよく讀んでみると、さう非道い勘違ひをしてゐるわけでもない。 ニッポンの「国語なんたら審議会」には刺客を送り込まれ、全国の国語の先生たちからは…