闇黒日記?

にゃもち大いに語る

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年の總括

2006年秋からの繼續組を含めて2007年のアニメーションは樂しいものが多くて、暇潰しには實に良い一年だつたけれども、では本當に良いものがどれだけあつたかと言ふと相變らずと言つたところでそんなに凄くもない。 國字問題關係では妖奇士と桃華月憚が極めて…

「僞」と云ふ事――この一年に限らず

今年の世相を表はす漢字が「僞」であつたと云ふのは個人的には全くもつてその通りで、「僞野嵜」が跳梁跋扈して呉れた年だつた事は言ふまでもなく、恐らくは來年も引續き僞者氏の嫌がらせが續くものと思はれる。Yahoo!ブログには現在も「僞野嵜」のブログが…

HTMLに關する「規格」と「情報」

正直言つて、こんな事を書いても技術の進歩には何も貢献しないから意味はないのだが、近藤さんがいろいろ言つた事へのプロテクトとして一往。 まづ、ISO-HTML(ISO/IEC 15445:2000)及びその修正版は、JISであり規格となつてゐる。 ハイパテキストマーク付け言…

「日本軍がやつた」と言ふ知的怠惰

俺は右翼でないけれども、「日本軍」を惡者にしてそれで何でもかんでも濟ませてしまふ風潮は肯んじ得ない。 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/okinawa_mass_suicide_textbook_revision/ 例の沖縄戰で「日本軍が自決を強制した」と云ふ言ひ方、あれ…

讀み終へた本

前川佐美雄『秀歌十二月』(筑摩書房グリーンベルトシリーズ76)。昭和三十九年大阪讀賣新聞に連載された和歌の鑑賞。著者の前川氏は『植物祭』をはじめとする變つた歌風の歌人。この種の本では良い歌だけが採上げられてゐるものだから、兔に角良いものだけを…

京王百貨店の古書市

京王恒例年末の古書市。大規模なのと小規模なのを大體交互にやつてゐて今囘は小規模の方。それなりに面白かつたけれどもそれなりはそれなりで既に持つてゐるやうな本しか買つてゐない。 ところで。 http://www.geocities.jp/ischuitzschi/zak0712.htm#26 書…

人の世はいづこも同じ風當り強くもあればしをれもせずに

人字草。大文字草のヴァリエーションで、五枚の花瓣のうち二枚が長いから「人」の字に見える。年の瀬の朝、寒風の中で咲いてゐたのを撮影。

本への書込みについて

別に三色ボールペンで書込まうが何をしようが構はないが、氣樂に書込めるやうな本ばつかり讀むのは何うかしてゐると思ふ。

飯田町貨物驛跡地

もと甲武鉄道のターミナルで、旅客營業をやめたあとも永らく貨物驛として使はれて、90年代になくなつた飯田町驛の跡地は、再開發されて、高層ビルだらけになつてゐる。 昨今は何處でもビル街を造る時には、緑地帶を設けるのが仕來りになつてゐて、なんかおし…

東京しごとセンター

九段下から飯田橋へは案外近くて、坂を下ればすぐ。 無職の人間の間で職探しの場と言へば、都内では飯田橋の職安が有名だが、ここ東京しごとセンターは都が運營するハロワに似たもので、結構でかい。見た限りでは何とも贅沢な建物で、何となくここなら何でも…

二合半坂 其の二

二合半坂は狹い割に長い長い坂道で、下る分には大した事はなかつたが逆から來たら結構大變な筈。もつともそれは人間さまにとつて、と云ふ事でしかなく、猫にはそれほど氣になるものではない。猫は道など何うでもいい、彼等は人間の作つたものなど氣にしない…

二合半坂 其の一

裏道に入る。關東平野と言ふけれども東京の都心には案外起伏が多い。今更言ふ程の事でもないのだが、しかし、矢鱈とある坂道に一々名前が附けられてゐるのには感心する。地名を附けると言ふのも御苦勞な話で、今の人間だと全く味氣無いものにし勝ちだが、昔…

靖國神社近邊

既に來年の事を考へてゐるらしい靖國神社。女子高生連中にはただの社會見學の對象に過ぎない。普段はこの邊、落着いた氛圍氣があつて、高田馬場の方では實に騷がしい早稻田通りもスタート地點の此處では通學路である。

半死半生

趣のある建築としてそれなりに良く知られた九段下ビル。老朽化が進んでゐて壁面が崩落するので網がかぶせられてゐる。テナントが既に出て行つてシャッターが下された區劃もあるが、元氣に御店をやつてゐる區劃もある。とは言へ半分死に體で、近い將來消滅す…

秋葉原驛冬光景

驛周邊が發展してゐても驛そのものが非道い事になつてゐるのが都市の再開發の定番で、秋葉原デパートも相變らず閉つたまゝ。北側は昔からうすら寒い氛圍氣が漂つてゐて良い感じなのだが。 虹裏で聞いたけれどもなんか將來新幹線の工事をするのでそれに合はせ…

いろいろいやな街アキバ

家電の街がPCの街そしてヲタの聖地へと變貌した事は一般に知られてゐて、慥かにその通りなのだけれども、現實に建物がスクラップアンドビルドされてゐて、ごみごみした臭い建物の裏手に巨大な高層建築が出來てゐるのは神保町と同じく異樣。趣味と實益の街は…

夕燒けの萬世橋交叉點

秋葉原の南の入口。昔から秋葉原の街に來ても何うもテンションが上がらないのだが、最近は特にさう。アキバに來るのが樂しくて樂しくてたまらない人は結構ゐるのだらうけれども、アキバは俺のテリトリーではないらしい。新宿は嫌な街だし詰らない街だが、俺…

交通博物館跡地

以前「鉄道ジャーナル」編集長が雜誌の卷末で古いものを切捨てるのに大贊成してゐて、鐵道好きも古いものには興味が無いのだなあ理解が無いのだなあとがつかりして俺は鐵道ファンをやめたのだけれども、元の交通博物館もやつぱり鐵道ファンに顧みられなくな…

「義」の粘着行爲が現在も繼續してゐる事

以前から俺に附き纏つて馬声を浴びせて呉れたり、俺の名前を騙つて各地の掲示板を荒らして呉れたり、Yahoo!ブログに俺の名前で贋サイトを作つて人の文章を無斷轉載したりして呉れた粘着の「義」が、相變らず俺に對する嫌がらせ行爲を續けてゐる事が發覺した…

シェイクスピアだつて藝術の積りで御芝居書いてゐた訣ではないんだぜ

もっけ。 http://avexmovie.jp/lineup/mokke/ 第11話ダイマナコ。ダイマナコは大眼で厄神。みんなの惡い事を記録して山の神樣に報告する勿怪。既に半ば忘れ去られてゐるのだけれども、なのに靜流が追つ拂ひ方を覺えてゐたので、感激して御話すると云ふのがこ…

「XML」と「文章の階層構造」のどちらを優先するのか

現在までに「XHTML派」と「ISO-HTML派」の對立と云ふものは存在しない。論爭が「ある」かのやうに宣傳されてゐるが、そんな論爭は存在しない。なぜなら、現在ある「論爭」は、「文書構造が明示されてゐるXML文書はソフトウェア處理で有利である」と云ふ主張…

そつと基準をすり替へて自分に都合良く話を進めようとする人々

http://homepage2.nifty.com/tomchem/book/book0712.html#d16n01 その上で,わざわざ処理が困難なものを選ぶ必要はないでしょうと主張します.まさにおっしゃる通り都合の問題です.しかし,現実に動くコードはXML処理系ばかりで,SGML処理系はあまりありま…

時と場合によつて「テーブルレイアウト」が正當である事

近藤さんの最近の指摘で氣附いた事。 「はじめにテキストありき」が「成立たない」場合がたしかにあります。現實のウェブサイトにおいて「index.html」として屡々出現する「メニュー」のページ、別名「トップページ」と云ふものがありますけれども、これはた…

プログラマにとつて「はじめにソフトウェア處理ありき」の發想はただ自分に都合が良いだけの事に過ぎない

http://homepage2.nifty.com/tomchem/book/book0712.html#d15n01 このため,ISO的な,仕様は固定的であり,誰もが詳細に決められた仕様に従わなければならない,実装があるかどうかは考慮しない,という発想とは対立してしまう. ISOのどこにそんな發想が「…

「セクション構造を示せ」と云ふ「マナー」の押附けは如何なものか

「リンクされる場合、http://www.alib.jp/diary/diary_[ccyymm]#diary_ccyymmdd[a-z] へお願いします。diary.html は最新の数日分しか内容を保持しません。」とあるのに本記事作成時點でそのURLにリンクを張つても記事が存在しない變なブログの文章について…

水道橋驛

例によつてそろそろ夕方時間切れ。おさんぽ御終ひ。終點水道橋。歩道橋から一枚。

時雨もよひ

このところ朝は雲一つない晴天なのに日中はぐづぐづとすつきりしない天氣の日が多い。歩いてゐると陽が差したり水滴が顏にかかつたり。

外堀通りの黄葉

順天堂の邊りから水道橋の驛に向つてだらだら坂を下る。最早秋と言ふよりは初冬の氛圍氣だがこの邊の木はまだ葉つぱを附けてゐる。

いろいろな建物

御覽になれば御判りになると思ふけれどもお茶の水界隈。水道橋に向つて歩く。この邊にも高い建物があつて面白い。

かがやくもの

古書會館の古書展をちよつと覗いてから裏通りを少し歩いた。この時間帶は例によつて日が翳つて來る頃で、いろいろ思ひがけない方向から光がさしてくる。