「瀬戸の花嫁」第十七話がAT-Xで放送されない件

「瀬戸の花嫁」＃17放送中止に関するお知らせ[2007.08.20]
http://www.at-x.com/whats_new/detail.html/1270

との事なのだけれども。

「瀬戸の花嫁」アニメオフィシャルサイト
http://www.setonohanayome.com/

オフィシャルサイト、プラグインを無效にしてゐるとコンテンツを全く見られないと云ふ例によつて最低のサイトなのだけれども、取敢ずプラグインを有效にして閲覽すればFlashのメニューが出迎へて呉れる。で、そのメニュー畫面の「左下」に「放送中止に関するお詫び」への「リンク」が(2007-08-22現在)存在するのだが、クリックしてもエラーになるだけで「お詫びの文書」に「移動」しない。

アニメのトラブル如きなら大した問題ではないけれども、まじめな企業サイトなんかで「お詫び」が「表示されない」となつたら、それがとんでもない大問題に發展する可能性は「ある」。シリアスな問題が發生してゐて、それで企業がウェブサイトに眞面目な「お詫び」を掲載した(積りになつてゐる)。そこへ怒つてゐる人が見に來た。そんな時に「見られない」と云ふエラーが出る。
Flashでメニューを作ると、こんなトラブルも普通に起きるのだが、しかしそれは大變まづい事ではないか。
場合に據つては、企業の存亡に關り兼ねない。ところが、「見られない場合があり得る」事を、多くのサイト制作者が全然氣にしない。ただただ「目立てば良い」――そんな風に考へて、ひたすら「見ばえがする」サイトを作らうとしてしまふ人が多いのだけれども、しかしそれは危險な事だ。
これで本氣で「お詫び」した積りか――そんな風に思はれるやうな「お詫び」の仕方は、本氣で詫びる積りなら「やつては行けない」。ところが瀬戸嫁はその「やつては行けない」事を普通にやつてしまつてゐる。これは一體何なのだらうか。

瀬戸嫁の「お詫び」文、うちではどのWindows機のInternet Explorerでトライしても、エラーになつて見られないのだが、世間の機械では普通に見られるものなんですか。なんで誰も問題に氣附かないのだらう。サイト制作者もどうして普通にこんなエラー持ちのメニューを公開し續けてゐられるのだらう。
と言ふか、俺が自分の機械であちこち見てまはると、しよつちゆうIEからJavaScriptのエラーが報告されるのだけれども、そんなサイトが大手に普通にあつたりするから訣が解らない。エラーが出たと報告がないのだらうか。そもそも、どうしてエラーが「ある」と、制作者が氣附かないのだらうか。
JavaScriptのエラーは大變多い筈なのに、ウェブの多くのサイトが修正しないで放置してゐる――やうに見える。俺にはこれが不思議で不思議で仕方がない。何うなのだらう。