闇黒日記?

にゃもち大いに語る

政治家の離合集散

政治家の離合集散が相變らず續いてゐる。これには誰もが呆れてゐる筈なのだが、しかし、なぜか今も政治家は、個人同士の好き嫌ひでもつて仲良くしたり、仲違ひしたりしてゐる。
――實は、案外多くの人が、好惡の感情で黨派を作つたり袂を分かつたりするのを受容れてゐる。それどころではない、率先して自分がさう云ふ態度をとつてゐる。Kirokuro氏や爺氏は、さう云ふ人々であるが、彼等は「異常」ではない、困つた事に彼等は「多數派」である。政治家が阿呆ならウェブ論客の諸氏も皆、阿呆なのである。

かと思へば、現實的な對處の方法で或程度一致するからと言つて、簡單に或政黨が他の政黨に手を結ぶ事を提案したりする。行動の根本にある筈の理念が存在しないから、「保守派の政治家」が平氣で「革新勢力の政治家」と手を結ぶ。
日本に保守も革新も無い。

(追記:2014年暮れの総選挙では、みんなの党が解党に至つた。政策・理念で一致してゐるのに、戰術の違ひで分れたケースである)