闇黒日記?

にゃもち大いに語る

2014-11-30から1日間の記事一覧

敗戰國の平和主義とやら

戰後の日本が敗戰國である事を自覺して、「謝罪と反省の念を持つて生きる」と云ふのも、それはそれで「あり」です。けれども、その場合、戰爭による勝つた負けたを認める、と云ふのだから、戰爭それ自體を正義の行爲と認めなければ行けません。 「してはなら…

後世に殘る政治

村山氏にしても菅氏にしても、左翼方面の連中が政權を取ると、權力を使つて自分の好きな事をする。タカ派の人が首相になつても、こんな「後世に殘る事」は絶對やらない。 村山談話を見ても菅談話を見ても、日本人は戰前、胸を張れるやうな事は一切しなかつた…

「反近代の思想」

『ウナムーノ、オルテガ往復書簡』(以文社)を讀み始める――。 編者A・マタイスによる解説文が解り易い。西部邁がオルテガにはまつた事に就いて考へる爲にもオルテガを讀む必要がある。オルテガも「反近代の思想」の思想家で、ニーチェ同樣問題のある思想家と…

氷上英廣『ニーチェの顔』

氷上英廣『ニーチェの顔』(岩波新書青版954)を讀んだ――。 ニーチェは史上最大のアンチで、いろんな人に粘着しては非難を浴びせると云ふのを一生やつて、最後に發狂して死んだ。粘着アンチ問題にかかはる人はニーチェを研究すると良いと思ふ。あれこれ難癖を…

ビジネス書つて、讀む意味あるの?

今の人はなぜビジネス書に惹かれるのだらうか。半年も壽命が無いのに。そんな本を一生懸命讀んで、何か學べるのか。 大枚はたいてビジネス書を新刊で買つてゐる人には、頭の惡さう、と云ふイメージをいだいてゐる。多くのビジネス書は、出てから半年も經てば…

人を貶すために貶す人

人は屡々、自分が嫌ひだと思ふ人間を貶める爲に、その人の關係者を貶める。師を貶すのはその一番安易な手法であり、弟子を貶すのも同じやうに安易な手法である。最惡なのは、その人が、それが「手法」だと云ふのをすつかり忘れて、何時の間にか本氣になつて…

自らを否定すべき文句で以て他人をdisる人々

「日本人論を言う人は一般に」何うの斯うの……と非難する人がゐるけれども、自分がをかしな事を言つてゐると、なぜ認識出來ないのだらうか。日本人を日本人と一般化するのはをかしいと言ひながら、自分も一般化を試みてゐる。誰が何う考へたつてをかしい。 「…